鉄塔を解体する方法について

query_builder 2024/04/01
21

鉄製の骨組みからつくられている塔を鉄塔と言い、送電線やアンテナを支えるなどの役割があります。
老朽化し使用されていない鉄塔は、サビによる腐食やネジの緩みにより崩壊する危険があるため、解体が必要です。
高所での作業が求められる鉄塔の解体ですが、どのような工法で行われるのでしょうか。
今回は、鉄塔を解体する方法について紹介します。
▼鉄塔を解体する方法
■地上解体
鉄塔の上には登らず地上で解体する方法で、安全性が高い工法として多く用いられています。
高所まで届くクレーンを使用し、鉄塔を大ばらしした後に特定の場所へ吊り降ろして切り離せる工法です。
基礎部分の低層部は、圧砕機を用いて解体します。
■ジャッキダウン工法
基本的に地上で作業を行う工法で、ジャッキ架台を設置して鉄塔下部から切断していく工法です。
鉄塔の下部を解体しながら徐々に高さを低くしていくため、熟練のスキルが求められます。
■ロープアクセス工法
鉄塔が住宅密集地にある場合は、クレーンや高所作業車が搬入できないケースも少なくありません。
その場合はロッククライミングの技術を応用した、ロープアクセス工法を用いて解体を行います。
空中に固定したロープにぶら下がりながら作業を行うため、他の工法よりも時間がかかるのが特徴です。
▼まとめ
鉄塔を解体する方法は地上で解体を行うほか、ジャッキダウンやロープアクセスなどの工法があります。
どの解体工事においても、周辺環境に合わせた柔軟な判断が求められるため、熟練の技術が必要です。
『ホライズンコーポレーション株式会社』ではさまざまな建造物の解体に携わっており、豊富な知識と高い技術を有しています。
経験不問で求人を行っており、働きながらスキルを身につけられるため、安心してご応募ください。

NEW

VIEW MORE

CATEGORY

ARCHIVE