ワイヤーソー工法の注意点とは?

query_builder 2024/02/25
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ワイヤーソー工法とは、対象物にワイヤーを巻き付け、高速で回転させることによって切断する方法のことです。
柔軟性に優れたワイヤーを使用するため、縦や横・斜めと自在な切断が可能ですが、注意点もあります。
今回は、ワイヤーソー工法の注意点についてご紹介します。
▼ワイヤーソー工法の注意点
■操作のコストが高い
ワイヤーソーで的確かつきれいに切断するには、操作する人のスキルが重要です。
また大型の建造物の切断では、クレーンによって吊り下げる必要もあるため、人員の確保も求められます。
乾式での粉塵や、湿式で使用する水の確保や汚泥の処理にかかるコストなども考慮する必要があります。
■事故が起こる危険性がある
高速で回転しているワイヤーが破断することによってムチのようにしなり、周囲で作業をしていた作業員に当たってしまう危険性があります。
また回転しているワイヤーに不用意に接近し、作業着がからまって作業員が巻き込まれるといったケースも考えられるでしょう。
このような事故を未然に防ぐためには、防護ネットを適切な位置に養生することが重要です。
■保守点検が必要
きれいに切断するためには、日頃からの保守点検が必要です。
切れ味の確保はスムーズな作業につながり、ひいては作業の安全や納期にも直結します。
▼まとめ
ワイヤーソー工法は、構造物を自由自在に切断できるのが特徴です。
解体に便利な工法ですが、事故につながらないよう防護ネットを適切な位置に養生したり、作業にあたる人員の確保なども必要になったりするでしょう。
『ホライズンコーポレーション株式会社』では、専門の工具を駆使した解体工事を行っています。
業務に携わってくださる方も募集しておりますので、解体や各種工法のスキルを身につけたい方はぜひご応募ください。

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