解体工事の種類について

query_builder 2024/03/22
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建物を取り壊す解体工事には、さまざまな工法があることをご存じでしょうか。
木造・RC造・鉄骨造など建物の構造によって、適した工法が異なります。
今回は建物の構造によって異なる、解体工事の種類について紹介します。
▼解体工事の種類について
■木造
木造の建物を解体する際の工法は、手壊し工法と重機併用工法です。
住宅が密集している場所や道幅が狭い場所では、人の手で解体する手壊し工法を行います。
重機を用いないため騒音や振動が抑えられるほか、分解解体に沿った作業も可能です。
重機併用工法は手壊しと重機を合わせた工法で、分別をしながらある程度人力で解体し、重機を使って取り壊します。
日本では最もポピュラーな工法で、効率よく作業を進められるのが特徴です。
■RC造
建物全体がコンクリートで作られたRC造の建物は、解体工事の中でも多くの工法が用いられます。
なかでもコンクリート圧砕機を取り付けて解体する、圧砕機工法が一般的な解体方法です。
重機や専門の機械を使って解体していく工法がほとんどで、階上解体や地上解体によって作業を進めます。
また、階ごとに解体していく工法や、建物を敷地側にくずしていく転倒工法などもあります。
■鉄骨造
建物の主要な構造が鉄鋼になっている鉄骨造の内装には、木やコンクリートが使用してあります。
そのため建物の内部は手壊しで、屋根や外壁は重機で解体する重機併用工法が一般的です。
棒状の鋼を使用しているため、鉄骨切断カッター工法やガス切断工法を用いて廃材を持ち出しやすくする必要があります。
鉄骨造の解体は比較的振動が少なく、解体スピードが早いのが特徴です。
▼まとめ
解体工事の種類は木造・RC造・鉄骨造など建物の構造によって、専用の機械を用いたり手壊しで解体していきます。
どのような建物においても適切な工法が異なるため、専門知識や高い技術を要する工事です。
京都市で実績豊富な『ホライズンコーポレーション株式会社』では、解体工事に携わるスタッフを募集しています。
未経験であっても働きながら技術を身につけられる環境のため、興味がある方はぜひご応募ください。

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